中間テストに向けて

私は豊橋でも教壇に立っていたのですが、

豊橋市は2学期制を実施している市でした。

 

2学期制導入による、メリット・デメリットの詳しい詳細は

ここでは割愛しますが、

私の見解としては、デメリットが大きいと考えます。

 

2学期制は前期4~10月と後期10月~3月となります。

ですので、前期・後期の中間、期末とテストが年4回です。長めのスパンで授業計画が立てられ、

テストが行われます。

これにより、じっくりと単元を教えられ、単にその場限りの暗記は通用しづらい、

本当に学習が定着しているかのテストができるメリットがあります。

 

しかし

デメリットとして、まずテストが少なすぎます。

はっきり言って、大半の生徒はテストがなければ勉強しません。

単純に、テストが少ないということは、それだけ生徒が自分で勉強するきっかけがなくなるということです。

実際に2学期制を導入している学校では、実力テストを頻繁に行っていました。

さらに、

前期が4月~10月ということは、前期期末テストに夏休みを挟むということです。

90日以上前に勉強したことなんて、よっぽど自分で復習できる子でなければ、さっぱり忘れます。

(もちろん、そうやって復習することが大事なんですが。)

テストの感覚があくことで、緊張感が保てなくなります。

現に、前期期末のテストは塾に通って、さんざん尻を叩かれた生徒が良い結果を残します。

 

2学期制と比べて、3学期制の岡崎では、

短いスパンでのテストになるので、

常に勉強に継続して取り組むことが、本当に大切です。

特に1学期の中間は範囲がものすごく狭いので、

かなり細かい箇所まできっちり勉強しないと高得点が取れてきません。

さらに、範囲が狭いもんだから、全学年の復習が広く出ます。

生徒にとってみれば、テスト範囲は全学年全部となり、

そんな広い範囲、どこやればいいねんと…なります。

 

そう、私の言いたいことは

全学年の復習はテスト前ではなく、春休みにしておくべきだったということです。

 

ですので、当塾に限らず、どこの塾でも春期講習には力を入れています。

(新規入塾生獲得のチャンスだとか、収益UPとかがメインの塾もありますが)

 

春休み復習をやり切れなったと焦るかもしれませんが、

今からでも遅くはないです。

今、学習している単元と並行して、

苦手箇所の復習を少しづつでも自分で始めることです。

 

まったくわからなければ、自習しに来ること。

自ら考え、行動することが大切です。