代休

4/24  AM9:15

 

眠たい目をこすりながら、

朝の爽やかな風でも入れようと、カーテン、そして重い窓ガラスを開けると

ふと、子供の笑い声が聞こえた。

 

階下の道路に目を凝らすと、

明らかに小学生以上の子供たちが、いざ遊びに行かんとしている。

 

時計に目をやると、8:30だ。

よく止まる時計だが、テレビをつけると、菊川怜が脳トレをしている。

特ダネがやっているということは、すでに8時は過ぎているということだ。

 

私が寝ぼけているのか、夢の中なのか、はたまた、子供たちが学校をサボっているのか。

はっきりとしない意識のなかで、洗面台で顔を洗う。

冷たい水が私の思考を正常に戻していく。

 

(いい天気だ、洗濯しないとな。朝ごはんに納豆でも買いに行くか…)

そんなことを考えていると、先ほどの事の明確な答えが、ポンと口に出た…

 

「あっ、代休だった。」

 

小中学校は、土曜日が授業参観だったので、今日代休なのでした。

普通に書いても面白くないので、小説風に書いてみました。